PVCに一本のラッシングベルトを縫いつけ、折りたたんだもの。ジョイントをチャックにしているので、開くと一枚の布になる。それぞれの部材は閉じておらず、どこかで切れている。

チャックをしめるとあらわれるチューブをのぞきこむと、底が抜けていて、向こう側がよく見える。空間は破れ、視線も、匂いも、音も流れだす。それを折りたたんだ底に、モノはとどまっているだけだ。
-

「…そもそも境界線だと思っていたものがすべてチューブだとしたら?もし国境線もミミズのようなチューブだったら、世界の空間と時間はどんな広がりを持ち、どんな響きが聴こえるだろうか?」
「…センター(center)は場所の中心であるが、チューブ(tube)は場所と場所のあいだに存在する。ルーム(room)は床と壁と天井で閉じられているが、チューブ(tube)は常に宇宙に開いている。」(鈴木ヒラク)
tube_bag
-
bag
Osaka , 2024
-
Design:浦田友博
Manufacture:櫻本康乃
Photo:宮﨑こゆき (1-6)
Back to Top